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トヨタ クラウン GRS182 エンジンハンチング エンスト エンジン不調 修理 grab cars

更新日:2019年2月9日



おはようございます、グラブカーズです☆

今回は国産トヨタ車のクラウン、H18年製造のGRS182です。

症状はエンストですが、このクラウンは他の整備工場であれでもないこれでもないといろんな部品を交換され結局完治せず、問題児扱いされてたみたいなのですが…

何かの巡り合わせで当社へ入庫したのでしっかり診させて頂きます☆

エンスト症状を確認する為テスターを接続し試乗‼︎ 故障コードは無し。


冷間時はびっくりするほど正常ですね、暖機させ確認するもこれまた正常‥んっ⁈ 症状確認できなかったら‥

症状でるまで乗ります、乗ります、乗り倒します‼︎ 移動距離50km なんか加速がもたつく、アイドリングが不安定、でもエンスト はないですね。 でも、何かザワザワします☆

そのままいろんな操作方法を試したところ発見しました。 DレンジからRレンジ、RレンジからDレンジの操作を素早くしトルクが伝わると同時に回転数が低くなりエンスト直前に…怪しいので繰り返し操作してるとストン、エンストでました‼︎

症状が出てからエンジンルームを開けると何かポコポコ鳴ってます、診断していくとフューエルキャニスターのパージソレノイドのON.OFFに合わせてポコポコ音が…ホースをたどっていくとポコポコ音の原因がありました。

ホースが避けてそこから大気を吸ってます、そこで変なポコポコ音が発生してます。



このホースの先が裂けてます。


二次空気吸って燃調がリーンになってエンスト? フューエルトリムの数値もそこまで変じゃないしエラーコードもない‥何かピンとこないので、インテークバルブのスラッジの積もり具合を確認。


中々積もってるんですが、ストンと落ちるエンストと結びつきにくいような気がします。

とりあえず開けたので清掃し組み直し、ECUのリセット。

スロットルのリセットはエンジンルームのヒューズボックスにあるEFIヒューズ25AとETCSヒューズ10Aを外すとリセット、無負荷でアイドリング10分と走行して学習。

またまた長距離試乗…なかなか症状が出ないので二次空気吸ってたのが原因なのか迷いましたがピンとこないので走り込み、症状でました‼︎

少し嬉しいです💦

試乗してる時にふと思ったのですが、エンジンなのか⁉︎

エンジンならこんな長距離試乗せんでも症状出るはず、テスターのデータリストに異変があるはず…なのでミッションに的を変更し診断していきます‼︎

ミッションの油温で症状が出るか判断、やはり油温が関係ありそうです。

油量のチェック、オイルの状態やヒューズなど基本項目をチェック☆

診断を進めていくと怪しいとこありましたよ☆

Dレンジのアイドリング時に ECT SNOW モードにするとエンジン回転数が上下にハンチング

してからエンスト‼︎‼︎

SNOWモードは2速発進なので2速関連に何か原因がありそうですね。

今回は予算と納期の問題でリビルトミッションとトルコンを交換する事になり、その先の原因まで追求できませんでしたがミッション交換にて症状改善されました。





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